この事件の防ぎ方。

女性の後ろをつけてマンションに侵入…１０年前の強姦致傷容疑、清掃会社代表取締役の男を逮捕　警視庁（産経新聞） http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/incident/sankei-afr1607060020.html

この事件、10年間犯人を特定できなかったわけですね。
名前と指紋・DNAデータのセットを警察が保有してない場合、特定は困難になると思われます。

防犯カメラがありますが、変装して歩き方や姿勢を変え、帰宅する間に着替えてしまえばおそらく追跡ができなくなるでしょう。

この事件は現場がマンションなので、声を出したりすれば近隣の住民が助けてくれそうですが、実は結構ハードル高いと思われます。
多少騒ぎ声がしても若い奴が騒いでるか痴話喧嘩かと考え、普通は関わりたくないでしょうから様子を見に行くことは少ないかと思われます。

しかもこの事件の場合、まず殴られてます。目前の恐怖を人間は「回避したい」と考えるので、「声を出したら殴る/殺す」と言われたら、それを回避するため通常声は出せなくなります。
どっかの学者が言ってました。調べたら出てくると思います。

さて、僕はこの事件、正直防ぎようなくね？と一瞬思いましたが、まぁ一応防ぎ方を考えてみました。

①金蹴り目潰し

まぁ力で負けそうな相手への有効な反則手段ですが、相手も反則してるので関係ないです。自分の身を守る権利は誰にでもあります。

目をガードしてる場合としてはメガネとかサングラスですかね、これは手が空いてるなら取っちゃうか、渾身の頭突きで割るかです。
金的は、ガードしてる輩はいないです。これからやろうとする行為を考えれば当たり前です。足の自由がきく場合、ヒザ蹴りでも何でも良いので心を無にして蹴り上げてください。

②ブザーで警告音を出す

恐怖で声が出せない場合でも、これはできます。
ただ、手の自由がきかない場合難しいですね。揉み合いながらブザーを押すのも厳しいのではないかと思います。

③「火事だ」と叫ぶ

近隣住民が出てきてくれます。一言発するだけなので、声出すなとか言われても何か言えるようならこのセリフを迷わず選んでください。
襲われているときに「火事だ」と叫んで助けを呼ぶケースはテレビでも時たまやってますので、部屋から飛び出した人が瞬時に状況を理解できる可能性も高いと思われます。
後から過失を問われることなんてないです。言うまでもなくそもそも犯人が全面的に悪いです。

④「性病です」と伝える

「HIVのキャリアです」とか「ヒトパピローマウイルス/HPV持ってます」とか「重度カンジダです」とか、相手が「ガチか」と思うようなセリフを言ってください。コソっと言った方が現実味が増すかもしれません。
男性は性感染症用語に疎い傾向があると思われます。女性は洗って乾燥させることができないので、女性好発の性感染症が多く、男性は知る必要に迫られていないので結構無知です。良く分からないそれっぽい用語言われたら冷静になって逃走する可能性は充分あると思われます。

とまぁこんなもんですかね。
護身術を心得ていればもっと方法あるでしょうが、とっさの事態に人間が取れるパフォーマンスやテクニックなんて限られています。うさんくさい護身術講座もあるので、参考程度に留めておくことをお薦めします。

まぁまとめますと、
普段ブザーを携帯(バッグではなく)して押せたら押す
手の自由がきくなら目潰し
足の自由がきくなら金的
声が出せるなら大声で「火事だ」or小声で「性病です」

って感じですかね。

他に「こういう方法もあるのでは？」みたいなのがあればぜひコメントください。